もう一度、十二国記

コアな小野不由美ファンに支持され、テレビアニメ化でファン層を広げた『十二国記』は、新作の登場によって、人気が沸騰しています。

このサイトで『十二国記』を復活しました。

十二国記の魅力は、ファンタジー小説としての世界観だけでありません。その表現力(語彙力)にも惹かれます。

【魔性の子】神隠しにあったとされた少年が、その間の記憶を失ったまま、突然、戻ってきた。その少年は日本で生まれ育った戴国の宰輔泰麒。本人が覚えていない女怪や使令が引き起こす怪事件を教師の目で綴った物語。慶王陽子が景麒と出会う『月の影 影の海』の前の物語。

【月の影 影の海】まじめな優等生タイプの高校生中嶋陽子は、慶国の宰輔景麒に導かれて慶国へ行くはずだったが、陰謀により未知の国巧国に一人取り残される。
苦労の末、雁国に辿り着いた中嶋陽子は陰謀を知り、雁国の王である延王の助力を得て、囚われの身となった景麒を救出する。

【風の海 迷宮の岸】戴国の宰輔となるべく生まれた泰麒が戴国の王である泰王を選ぶまでを描いた『魔性の子』の前の物語。

【東の海神 西の滄海】雁国の王である延王による国家再建が始まって間もない頃に起きた反乱の顛末。

【風の万里 黎明の空】慶国の王、景王となった陽子は、よりよい国づくりに悩み、その行為は空回りする。
景王陽子は、これまで国を傾けた三代の女王と異なり、統治者としての義務と責任を全うする覚悟を持つ。

【丕緒の鳥】慶王陽子の治世に、ある儀式を担う下級官吏の丕緒が苦悩しつつ役目を果たす。他、慶国を支える下級官吏の短編集。

【図南の翼】恭王珠晶は、『風の万里 黎明の空』に登場する祥瓊が嫉むほどに若くして(12歳)、女王となったが、その高慢さの裏には思慮深さと憂国救済の覚悟があった。